踏切の探し方〜東京都内のおすすめ踏切紹介(鉄道好き子ども目線)

うちの息子、2歳の小鉄は踏切が大好きです。

残念ながら住んでいる場所の近くになくて、踏切を見るためには遠征しなければなりません。調べてみたり、実際に歩いてみたところ、探してみると意外に東京駅に近い(?)場所でも踏切が残っていました。

 

ニッチ過ぎてニーズがあるかどうか分かりませんが、東京都内のおすすめ踏切を紹介してみたいと思います。

交通の便は「東京駅」を起点としており、良し悪しは「息子が楽しめたかどうか」です。

 

踏切の探し方

地図で踏切を探す方法

まず最初に、地図での踏切の探し方について。

調べましたが、踏切の地図記号なんてありません。

ただ、「オーバーパス」「アンダーパス」と呼ばれる立体交差の地図記号はありました。

立体交差の地図記号

画像は国土地理院のページからお借りしました。

地図上で鉄道と道路が交わっており、かつ立体交差していないところは「踏切」があると考えて間違いないでしょう。

 

グーグルマップやアップルの”マップ”アプリを使って探す方法

グーグルマップを開いて「踏切」を検索すれば出てきます。簡単簡単。

 

踏切じゃないものも検索に引っかかってきますが、拡大したり、航空写真で様子を確認するなどして本当に踏切があるのかも確認できます。便利な世の中ですね。

なんと、山手線にも踏切があることが分かりました。駒込駅と田端駅のちょうど中間くらいの場所にある、”第二中里踏切”です。

 

ではおすすめ踏切の紹介に移りたいと思います。

私のおすすめ踏切はマイナーなのかどれも上のマップには表示されていません。

 

城南エリアのおすすめ踏切 八ツ山橋の踏切

品川の踏切


のっけからグーグルマップの情報にない踏切です。グーグルマップに認識されていないのか「踏切」を検索した地図に出てきません。踏切を中心とした地図を載せておきます。

 

地図では分からないのですが、京急線の踏切です。JRが並走して走っているように見えるのですが、JRは橋の下を通っており立体交差(オーバーパス)。

京急に飽きたら橋の上からJRも見れますし、鉄橋を渡る京急の赤い列車はなかなか見応えある風景かと。

 

この踏切のポイントは

  • 品川駅徒歩3分と非常にアクセスが良いこと
  • 大きな駅に隣接しているため、開かずの踏切であること 

JRが通っても踏切は反応しませんが、踏切そのものはほぼ鳴りっぱなしなので楽しめると思います。

 

ここは本当に、踏切好き幼児におすすめです。

日曜日の昼ごろ見に行きましたが、親子連れで賑わっていました(笑

昼頃でもほとんど閉まっていたので、朝晩のラッシュ時はほぼ通行止め状態なのでしょう。

 

東京駅の南側では、最も東京駅に近い現役の踏切です。

※浜離宮踏切は現役でない

 

城北エリアのおすすめ踏切 梶原踏切

尾久駅北の梶原踏切

こちらもグーグルマップに出てこないんで踏切を中心とした地図を載せておきます。

上中里さわやか橋にピンを打ちました。橋が踏切の上に架かっていますので。 

東北本線の最南端踏切です。東北本線は尾久駅まで高架なので、尾久の北側から踏切が出現するようになります。

とても大きな踏切なので事故防止に歩道橋が架けられています。それがさわやか橋

 

この踏切のポイントは

  • 結構いろんな通勤電車が通るので、通勤電車好きにはおすすめしたい。在来線(上野東京ライン・京浜東北線など)のほか、特急ひたち・ときわも通ります。
  • 遠くに見える車両基地では珍しい列車が見れます。
  • さわやか橋の上から、踏切を通る通勤電車が見れます。

踏切から、基地に泊まっている特別列車が見れました!

 

尾久まで来たら、せっかくなので少し足をのばして都電荒川線に乗ってみるのも良い。荒川線、私は大好きです。初めて乗ったときは正直驚きました。大正?昭和??なノスタルジーな雰囲気漂うゆったり感。こんな空気感を公共交通機関で感じられるなんて。

(※決して遅いと揶揄しているわけではないです。)

 

この近辺、少し東京駅方面に戻り田端から山手線を駒込方面に向かう途中に山手線唯一の踏切「第二中里踏切」もあります。

 

 

番外編 さくらトラム(都電荒川線)

都電荒川線の踏切

上の写真はあらかわ遊園前あたりですが、荒川線はほぼ全区間で踏切見放題。小さい踏切が多数。遮断機のない踏切など、ちょっと珍しい踏切もあります。

ユル〜イ感じなのは都電が比較的ノンビリ走っているからなのでしょうか?

都電荒川線は、地域住民の足として愛されています。同じく近距離利用も多い地下鉄やJRの通勤電車とは全く趣が異なり、何だろう。。。昭和ノスタルジー?時間の流れが現代と違うと思いました。

乗り降り自由な切符を買って楽しむのも面白いと思います。

 

 

いかがでしたでしょうか?

最後に、幼児連れでの見鉄は意外にも長時間に及ぶこともありますので、暑さ寒さ対策(もちろん保護者も!)、熱中症及び紫外線対策を忘れずにしましょう!