大和ピザ(旧店名pizza pazza /ピッツァパッツァ)の絶品ピザ!

久しぶりに行ってきました。大和ピザ

大和ピザ

栃木駅前のピザ屋pizza pazzaが郊外にリニューアルオープン

もともと栃木駅前にあったピザのお店『pizza pazza 』が、東北自動車道の栃木IC付近に移転&店名を改めて『大和ピザ』になりました。

このお店との出会いは、若かりし頃。18きっぷの旅の途中、お腹がすいて栃木で下車しそこにあったピザ屋にふらりと立ち寄った。pizza pazzaという店名と外観からは全国どこにでもある普通のピザ屋だと思いますが…扉を開けて一歩店内に入るととてもピザ屋だと思えない光景が広がっていました。

店内には神棚が設けられ、ピザ釜には神鏡?と太刀?が奉納?されていて、飛鳥時代からタイムスリップしたかのような衣装(と佇まい)の店主が焼いてくれるピザは「ピザ」ではなく「大和焼」と称しています。こういう土器がありそう

 

このお店、見た目と現実のギャップが大きい。提供されるピザ、じゃなくて大和焼が絶品のピッツア(ピザではなくピッツァです。

私の文章力ではうまく伝わらないのがもどかしい。

書いててイタリアンと全く関連性の見えないキーワードが並んでいるのが可笑しいですが、これだけ個性というかこだわりの強い方がとことんこだわって提供しているピザは文句なしに美味しいということは分かっていただけるかなと思います。 

 

ちなみに、現在のお店の佇まいは上の写真の通りですが、通されたお席はこんな感じ。これ、ピザ屋です。ピザ屋なのに畳敷きの半個室があったり、間仕切りが襖だったり、柱が朱色に塗られていたりとツッコミどころ満載

大和ピザの内装
 

飛鳥時代からタイムスリップしてきたような店主が焼くピザがとっても美味しい。

失礼ながら…飛鳥時代な出で立ちの店主が焼いてくれるピザは美味しくて、本当の意味で普段着のイタリアン。毎日食べられる・飽きのこない・塩っぱくない・脂っこくないもので、イタリアの街角で買い食いしたピザを思い出します。

こちらのお店、国産の材料や地産地消にこだわっていて、素材一つ一つが美味しいのです。塩っぱくないから素材の味を楽しめるピザになっています。

ピザ生地は地元栃木産の国産小麦「ゆめひかり」を使用。国産小麦のうまみを十分に感じられながらももっちりと美味しいピザ生地。私は自分でパンを焼く人なのでゆめひかりでパンを焼いてみましたが、ゆめひかりは本来パン向けの粉ではないらしくてこんなに旨い&モチモチな生地が作れなかった。マスター、それだけ腕がいいってことですね。

 

ところでピザ屋は色んなお店がありますが、塩っぱくないピザって珍しいんですよ。窯焼きピザを売りにしているチェーン店がうちの近所にもありますが、味付けが濃くて思わず飲み物を追加で注文したくなる。要するにドリンクを買わせるために敢えて味付けを濃くしているイタリアンのお店が都会にはたくさんあって私はそういうお店が気に入らない。

 

ビスマルク@大和ピザ

苺とピスタチオのデザートピザ@大和ピザ

ビスマルク、リコッタチーズとベーコンのピザ、苺とピスタチオのデザートピザを一枚ずつ頼んで3人でシェアして食べました。

美味しかった。特にデザートピザが美味しい。キャラメリゼされたピザの台にフレッシュなイチゴ・マスカルポーネ・ピスタチオ・それにバニラアイスが乗っかっています。他所でここまで美味しいデザートピザは食べたことがありません。

上の写真はフルサイズです。

昨年までは食事ピザ+ハーフサイズのデザートピザを頼んでいましたが、息子がかなり食べるようになったので3人で3枚取りました。

 

お腹いっぱい。ごちそうさまでした。

 

栃木駅前にあったときはいつもお店は満席でテイクアウトのお客さんもひっきりなしだったのが、今のお店に変わってから心なしか空席が目立つようになったのが気がかりです。周りは本当に何もなく、市街地から離れているので客足が遠のいているのでしょうか?別な意味で敷居が高いお店ですが本当に美味しいピザを売っているお店なのでもっと繁盛してもいいんじゃないかなって思っています。

www.yamatopizza.com